Mailes Kanapi マイレス・カナビ
Narumol Thammapruksa ナルモン・タマプルックサー
Marj Lorico マージ・ロリコ
Nikorn Sae Tang ニコン・セタン
鴨川てんし
川中健次郎
猪熊恒和
樋尾麻衣子
武山尚史
宗像祥子
田中結佳
※HiROは不慮の事故により、出演を見合わせることになりました。
1月18日(木)~ 21日(日) 森下スタジオ Cスタジオ
平成29年度芸術文化振興基金
アジア共同プロジェクト
★は坂手洋二・清水弥生と次の方が出演するアフタートークあり。
本公演の前売券をお持ちの方、ご予約の方はご入場頂けます。
・19日(金)昼の部 マイレス・カナピ ナルモン・タマプルックサー マージ・ロリコ ニコン・セタン
・20日(土)夜の部 マイレス・カナピ 鈴木勉(国際交流基金アジアセンター)
・21日(日)夜の部 ニコン・セタン 千徳美穂(日タイコーディネーター)
【全席自由 日時指定・整理番号付】
一般前売 3,300円 ペア前売 6,000円 当日 3,600円
大学・専門学校生2,500円 高校生以下1,500円 ※学生券は前日迄にご予約の上、当日受付にて要証明書提示。
【前売扱所】
ご予約・お問合せ■燐光群/(有)グッドフェローズ
■03-3426-6294
■ticket-rinkogun@ee.alles.or.jp
■https://www.quartet-online.net/ticket/acp2017
■①<お名前/電話番号/希望日時/チケットの種類と枚数>をお伝え下さい。こちらからのお返事を以てご予約とさせて頂きます。
■②当日、開演の10分前までに受付にお越し下さい。代金と引換でチケットをお渡しします。
■ ※キャンセル・日時変更はできません。
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○島猛(ステージオフィス)
舞台監督○三津久
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・卯月
演出助手○村野玲子
通訳○渡辺真帆
イラスト○沢野ひとし
宣伝意匠○高崎勝也
制作○古元道広 近藤順子
協力○国際交流基金マニラ日本文化センター
協力○国際交流基金バンコク日本文化センター
助成○国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成
地下鉄都営新宿線・都営大江戸線「森下駅」 A6出口 徒歩5分
東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」 A2出口 徒歩10分
〒135-0004 江東区森下3-5-6
【開演時間】
受付開始○開演の45分前
開場○開演の30分前
お迎え来るまで、待ちきれない。
お世話になりたい、あなたの国に。
神様、仏様、キリスト様! 助けてくれるの誰だろう?
作◯清水弥生
演出◯坂手洋二 ニコン・セタン
翻訳◯常田景子 珍田真弓 千徳美穗
イラスト○沢野ひとし
1月18日(木)19:30
1月19日(金)14:00★/19:30
1月20日(土)14:00/19:00★
1月21日(日)13:00/18:00★
Asia Tour
[マニラ] 1月27日(土)3pm & 8pm/28日(日)3pm■Cultural Centre of the Philippines Studio Theater
[チェンマイ] 2月2日(金)7pm/3日(土)2pm & 7pm/4日(日)2pm■Thepsiri Gallery
[バンコク] 2月8日(木)8pm/9日(金)8pm/10日(土)2pm & 7pm■Creative Industries
燐光群は『南洋くじら部隊』(2000年 国際交流基金共催)によるインドネシアの俳優達との合作、『フィリピン・ベッドタイム・ストーリーズ』(2004年~)シリーズや『サザン・アイランズ』(2008年)におけるフィリピン俳優たちとの数々の共同製作等、アジアのアーティスト達との交流を継続的に行なってきました。その蓄積の上に、劇作家・清水弥生の発案から、それぞれの国の芸術の在り方、社会問題を共有し、演劇によってアジアのなかのつながりを新たに発見し、また、築いていくことを目標として、このプロジェクトがスタートしました。
燐光群とかねてより信頼関係を築いてきたフィリピンの代表的女優マイレス・カナピと、自身の設立したグループによって観客に考え、感じることを促す上演を続けて来たマージ・ロリコ、演劇を用いてタイの女性問題に取り組む活動をしてきたタイの女優ナルモン・タマプルックサー、戯曲では現実社会の状況を強く意識させながら、身体性についてオリジナリティに富んだ作品を発表するニコン・セタンがチームに参加。2015年冬にマイレスとマージを招き、日本において移住労働に従事するフィリピン人女性たちに取材し意見交換を重ね、その実情と実感をリアルに反映させた作品『Summer House After Wedding』を上演しました。
2016年は一年目より抽出したテーマ「Gender(性)/Care(介護)/Barrier(障害)」という観点から8・9月にタイ・フィリピン・日本でリサーチをし、12月にこの4名を招いてのワークショップを行いました。最終日にはワークイン・プログレスとして発表を行い、作品の上演に対しても大きな期待が寄せられています。
2017年8月にはチェンマイでのレジデンス・ワークショップを実施。作家・演出家に加えこの4名と東京からのキャストが再結集し、台本及び公演に関する具体的なアイデアを出し合いました。最終的に本格的な作品製作を行い、多様な価値観と共生のイメージをわかちあう、3年間の集大成です。どうぞご期待ください。
写真上から順に
2016年1月 『Summer House After Wedding』 撮影◯姫田蘭
2016年12月 森下スタジオでのワークショップ
2017年8月 チェンマイでのレジデンス・ワークショップ
退職後に東南アジアに移住する日本人ロングステイヤー「リタイアメン」の実態を追う青年。
気楽で穏やかそうに見える、セカンドライフの裏にあるものとは?
彼らの受け入れに戸惑う人々。国境をまたぎ生活する海外移住労働者の厳しい現実。
私たちは、お互いの違いを認め、共に歩むことができるのだろうか。
タイ・フィリピン・日本を舞台にユーモラスに描き出す、試行錯誤と共生の物語。
公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
Mailes Kanapi マイレス・カナビ
フィリピン大学で演劇を専攻して以来、フリーランスの俳優として舞台やインディペンデント映画、テレビCMなどで活躍。また日本のアニメの吹き替えなど声優としても活動している。フィリピン芸術高校で演劇の講師を務めた後、現在はフィリピン国立劇場(CCP)附属劇団「タンハラン・フィリピーノ」の俳優部門で指導にもあたっている。
出演作に『リズム・メソッド』『ベニスの商人』『沈黙のさなかで』『異言を語る』、フィリピン国立劇場付属劇団であるタンハラン・フィリピノの作品、ミュージカル『奇跡』、テネシー・ウィリアムズ『地獄のオルフェ』、シェイクスピア『お気に召すまま』、鄭義信『バケレッタ』、シンガポールの劇団ネセサリー・ステージ『Floor』『モバイル』、『Insiang』、『Marisol』、『Slipped Dice』等多数。日本とのつながりも深く、弘前劇場『インディアン・サマー』に出演。燐光群『フィリピン ベッドタイム ストーリーズ』(3作すべて)『サザン・アイランズ』など。
Narumol Thammapruksa
ナルモン・タマプルックサー
俳優・ダンサー・プロデューサー・ライター。チェンマイ(タイ)を拠点に、演劇をツールとして用い、売春などの社会問題に取り組んできている。ニューヨークダンスシアターの「メコンプロジェクト」のオーガナイザーを務め、チベット独立運動を訴えるライターとしても活躍している。大学院で演劇を学んだ後、「都市の孤独」や同性愛、女性に対する暴力などをテーマにいくつかの舞台を演出、出演。バンコクで開催されたアートフェスティバルで出会ったインドネシア・ニューヨーク・台湾・インドなどの演劇関係者らと1996年、インターナショナルWOWカンパニーを設立し、チェンマイ大学とニューヨークで作品を発表した。
野田秀樹作・演出『赤鬼』(97年初演 シアタートラム)出演。2005年アジア現代演劇コラボレーション『ホテル・グランドアジア』出演。『モバイル』(2007年 ネセサリーステージ制作 シアタートラム)出演。2014年、劇団印象『匂衣』(鈴木アツト演出)出演。
Marj Lorico マージ・ロリコ
2001〜08年、フィリピン国立劇場の附属劇団「タンハラン・フィリピノ」に在籍し、出産を機に退団。2011年、トニー・ペレス作『Nobyembre: Noong Akala ko Mahal Kita』のBabae役でGawad Buhay最優秀主演女優賞受賞。
娘の面倒を見ながら、フリーの演劇アーティストとしてワークショップ、テレビ・映画の演技指導、インディペンデント映画への出演など精力的に活動する。演劇集団Kolab Co.の共同設立者として、即興やコラボレーションによる作品創作を行い、観客に考え、感じることを促す上演を試みている。
Nikorn Sae Tang ニコン・セタン
劇作家・演出家・俳優。タイの劇団8X8 の創設者、バンコクシアターネットワークの中心人物の一人。2006年バンコク演劇祭の芸術監督。パリやニューヨークで研鑽をつみ、2009年、野田秀樹の『農業少女』を演出、バンコクと東京で上演。2010年、タイ文化省現代芸術文化事務局より活躍したアーティストに送られるシラバトーン賞を授与される。
2015年8月には戯曲集を刊行。『餓鬼の嬰児』や2013年に自身の演出・出演したモノローグドラマ『不眠症』のような、作者の幼少期や青年時代の体験に基づく作品、第二次世界大戦中の日本兵の彷徨い続ける魂が主人公の『彷徨い─ Where should I lay my soul?』のような生と死がテーマの作品、政治的なテーマの『神の絶望』など全7作品が収められている。現在、チュラロンコン大学、ブラパー大学、シラパコーン 大学の演劇学科の非常勤講師をしながら、自身の演劇活動を続けている。
海外ゲスト参加者
鴨川てんし
1980年代以降、岡部耕大の作品に多数出演し、'93年『くじらの墓標』より燐光群に参加。メメントC『ダム』(文化庁芸術祭優秀作品賞)、二兎社、地人会、あうるすぽっと等の舞台に出演。岡本喜八、熊井啓、原田眞人監督の作品にも出演する幅広い芸歴を持つ。いぶし銀だが身のこなしは軽い。
川中健次郎
東京ザットマン、銀幕少年王を経て、'87年より燐光群に参加。当たり役・小泉八雲を演じた『神々の国の首都』では国内外で多くの都市をまわる。篠田正浩監督『写楽』、原田眞人監督『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』に出演。時にコミカルで、独特な味わいのある俳優。
猪熊恒和
1984年より燐光群に参加。『ブレスレス』『天皇と接吻』『屋根裏』『だるまさんがころんだ』等の劇団代表作以外に、新国立劇場、新宿梁山泊等の舞台に出演し、硬質で的確な語り口と確かな存在感を表している。『関ヶ原』(原田眞人監督)では五奉行の一人を演じている。
3人の“リタイアメン”
■他の出演者たち
■樋尾麻衣子
■武山尚史
■宗像祥子
■田中結佳
アフタートーク決定!
全公演を終了しました!
全公を終了しました。
ご来場ありがとうございました。