第60回(令和4年度)岡山市芸術祭参加事業

【全席自由】 


前売 2,700 当日 3,000円 

U25/学生1,000円  高校生以下500円

※大学生以下は要証明書提示。

※おかやま燐光群を観る会と燐光群でのみ取り扱い。

【前売扱所】


チケット取扱い

ぎんざや   086-222-3244

岡山シンフォニーホールチケットセンター   086-234-2010

シネマコレクターズショップ映画の冒険   086-252-7606


ご予約・お問合せ

おかやま燐光群を観る会(映画の冒険内)   086-252-7606

燐光群  03-3426-6294 

当日精算Web予約フォーム   https://www.quartet-online.net/ticket/driveok 


   未就学児のご入場はご遠慮下さい。 

路面東山行「小橋」下車徒歩1分

※公共交通機関をご利用ください。

岡山市中区小橋町1-1-30    086-273-0395

【国内公演】

[東京]11月4日(金)〜13日(日) 座・高円寺


[伊丹]11月18日(金)〜20日(日) AI・HALL


[山口]11月23日(水・祝)ルネッサながと


[名古屋]11月26日(土)・27日(日) 愛知県芸術劇場

受付開始○開演の60分前 客席開場○開演の30分前

※受付開始時より整理券を発行し、

   客席開場時にその番号順にご入場頂きます


発売開始○10月16日(日) 

<坂手洋二>

劇作家・演出家。岡山芳泉高等学校、慶應義塾大学国文科卒。1983年に燐光群旗揚げ。以降ほぼ全作品の作・演出を手がける。燐光群の作品を中心に、岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞。海外でも10以上の言語に翻訳、出版・上演されている。日本劇作家協会元会長。日本演出者協会理事。三田文学理事。国際演劇協会日本支部理事。2005年に岡山県文化特別顕彰、2012年に福武文化賞を受賞。 


<燐光群>

1983年旗揚げ。坂手洋二の作・演出作品を中心に、社会性・実験性の高さと、豊かな表現力を兼ね備えた、斬新で意欲的な公演を重ねている。国内での新作発表・ツアーの他、これまで海外16カ国29都市で公演を行う。'99年『天皇と接吻』第7回読売演劇大賞優秀作品賞、'02年『最後の一人までが全体である』第10回読売演劇大賞優秀作品賞、'04年『だるまさんがころんだ』第12回読売演劇大賞選考委員特別賞。2012年からは『九月、東京の路上で』『憲法くん』『拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿』など、毎年岡山での上演を続けている。海外の演劇人との交流も積極的に行い、共演作多数。


1129(火午後:00開演

岡山市立市民文化ホール


ちらし画像 はこちらをクリック↓↓↓Fjiwara_Okayama_files/%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AB%E3%80%80%E5%B2%A1%E5%B1%B1.pdf


< 新型コロナウイルス等感染症対策に関するご案内 > 


  会場内では、観劇中を含めマスクをご着用ください。

  手指消毒、入口での検温、咳エチケット等、劇場での感染症対策にご協力をお願い致します。

  体調に不安を感じる方、2週間以内に感染者との濃厚接触が確認される方は、ご観劇をお控えください。

  舞台上の話者と客席との間を約2mあけます。客席配置・座席数は状況に応じて適切に対応致します。

  公演の予定は変更の可能性がございます。ご来場の際には燐光群のウェブサイト等で、最新情報をご確認ください。

【日本語字幕を必要とされる方へ】

上演中にお手元のタブレットやモニター等で字幕をご覧頂けるサービスを予定しています。

事前に rinkogun@alles.or.jp までご連絡ください。※数に限りあり。

病気だということはわかっていた。


閉じ込められるしかない。


ここを出てゆける日が来るだろうか。


せめてもう一度会いたい人がいる。


いや、ひと目見るだけでもいい。


藤原さんのクルマなら、連れて行ってくれる。

コロナ禍下の現在、日本のみならず世界各地で、感染症に罹患したため隔離され、外の世界と音信不通にさせられる人たち、いわれのない偏見に晒される事例、大切な人の死や葬儀に立ち会えない場面等が、散見されます。イギリスの劇作家デビッド・ヘアはコロナ禍下の状況を描いた新作『悪魔をやっつけろ』でこう言っています。「まるで中世だ」。その通りです。

多くの人が親族との縁を絶ちました。ひょんなことから自動車の運転を覚えた「藤原さん」は、施設で暮らす人々を島外の故郷やこだわりの場所へ、自動車に乗せて連れて行くことを思いつき、居住者たちの「再会」をお膳立てし、そこに立ち会うことになります。

閉ざされた島という閉塞状態に置かれた人々を起点に描く本作ですが、過去に燐光群では、『お召し列車』『カウラの班長会議』という、ハンセン氏病の患者となった方々を描くオリジナル作品を作りました。本作もそのような感染症の患者の皆さんが入所する島の存在を背景にしている部分はありますが、舞台は架空であり、物語の構成や登場人物は純然たるフィクションです。

そこに生きる人たち。歴史の「被害者」として、突きつけられる現実の残酷さ、それでも、時に明るい昂揚を勝ち取り、逞しく生きていく姿を、今の視点で、演劇ならではのかたちでお届けします。

【CAST】


鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 

円城寺あや 中山マリ 樋尾麻衣子 尾形可耶子

三浦知之 武山尚史 山村秀勝 西村順子 

坂下可甫子 遠藤いち花 宅間脩起

【STAFF】

照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)

音響○島猛(ステージオフィス)

舞台監督◯三津久  大山慎一

舞台協力○森下紀彦

美術◯じょん万次郎

衣裳○ぴんくぱんだー  燐光群衣裳部

擬闘◯山村秀勝

演出助手○山田真実

進行助手○中山美里

文芸助手○清水弥生  久保志乃ぶ

撮影○姫田蘭

宣伝意匠○高崎勝也

協力○浅井企画  オフィスにしむら

制作○Caco  尾形可耶子  島藤昌代

Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄 内海常葉 秋葉ヨリエ

主催○有限会社グッドフェローズ  おかやま燐光群を観る会

共催○岡山市  岡山市芸術実行委員会  公益財団法人岡山文化

助成○文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)

           独立行政法人日本芸術文化振興会