過去の上演作品[2011-]

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DA-RU-MA-SA-N-GA-KO-RO-N-DA [2011]

 

だるまさんがろこんだ

作・演出坂手洋二


<東京>2011年8月19日(金)〜21日(日) 江東区文化センター

<宇都宮>2011年8月23日(火) 栃木県総合文化センター メインホール〈宇都宮演劇鑑賞会〉

<名古屋>2011年8月29日(月)・31日(水) 名古屋市青少年文化センター アートピアホール〈名古屋演劇鑑賞会〉

<神戸>2011年9月1日(木)〜3日(土) 神戸文化ホール 中ホール〈神戸演劇鑑賞会〉

<京都>2011年9月4日(日)〜6日(火) 京都府立文化芸術会館〈京都労演〉

<吹田>2011年9月8日(木)・9日(金) 吹田市文化会館 メイシアター 中ホール

<トビリシ>2011年9月24日(土) TBILISI ART HALL [Tbilisi, GEORGIA] Tbilisi International Festival of Theatre

<フランクフルト>2011年9月29日(木)・30日(金) GALLUS THEATER [Frankfurt, GERMANY]

 

11/08/19

派兵先の戦場で地雷原を歩き続ける二人の自衛官、

親分の命令で屋敷の庭を守る地雷を入手する旅に出たヤクザ、

地雷撤去に憧れを抱く義足の女の「冒険」、

地雷製造会社で働く父親と家族の日常、

セントラルパークに埋められた地雷に翻弄されるNY市警の警官たち、

地雷に囲まれ、村から追われた難民の物語……。

「地雷」をめぐる様々な物語が交錯する。

名前を変え形を変え世界中に存在する子供達の遊び「だるまさんがころんだ」が、

いま、 戦場の現実を堪え忍ぶ人々の祈りとして再生する……。

CAST

中山マリ ………… 母 トッケイの女
川中健次郎 ……… 組長 村長 クリントン 役人
猪熊恒和 ………… ヒラオカ
大西孝洋 ………… タカ
鴨川てんし ……… 父 男
杉山英之 ………… 子分 アロハの男 警察官2 商人2 ディマイナー2
松岡洋子 ………… 子分 女性記者 カップルの女 家族2
樋尾麻衣子 ……… 姐さん 少女 タップダンサー
安仁屋美峰 ……… 姉 家族3 タップダンサー 
西川大輔 ………… 子分1 若頭 若者 兵士
鈴木陽介 ………… 子分3 兵士 ローラーブレードの若者 家族1
武山尚史 ………… 子分2 空港職員 見張り 影の若者
橋本浩明 ………… 子分 空港職員 弟 カップルの男

横山展子 ………… 子分 幼女 少年

酒向芳 …………… 若頭 記者 若者頭 キノシタ 犬

南谷朝子 ………… 子分(先代組長の息子) 会社の人 兄 女役人
さとうこうじ …… ハセガワ 浮浪者

小山萌子 ………… 女

小林あや ………… 妹 縄の女

Benjamin Beardsley …… ボディーガード テレビ局員 べン 警察官1 商人1 

                                            ディマイナー1


STAFF

照明竹林功(龍前正夫舞台照明研究所) 

音響島猛(ステージオフィス)

音響操作齋藤貴博(ステージオフィス)

舞台監督高橋淳一 

美術じょん万次郎 

衣裳大野典子

演出助手清水弥生

文芸助手久保志乃ぶ

美術協力加藤ちか

宣伝意匠高崎勝也

制作古元道広・近藤順子

Company Staff○桐畑理佳 根兵さやか 福田陽子 加藤道子 山崎蝶子 田中結佳 遠藤美緒

向井孝成 宮島千栄 内海常葉  秋葉ヨリエ 

協力アニマ・エージェンシー 青年座映画放送株式会社 エンパシィ 

有限会社オサフネ製作所 高津映画装飾株式会社 マイド

須山扶美子 増永紋美 戸塚治虫 菅原有紗 小林千紘 荒井優 赤須令奈

■当日配布パンフレットより■


ごあいさつ

坂手洋二


東京では五演目を迎える『だるまさんがころんだ』です。

多くの方のご支援により、新たな出会いが実現したのは、たいへんありがたいことです。


上演に当たっては、国際情勢の変化によって内容を今現在に近づけることを、選びませんでした。

劇中に描かれる世界の情勢がその後どうなっているか、それはもう皆さんがご存じの通りだからです。

「イラク戦争」はもはや過去形として語られ、サダム・フセインとオサマ・ビンラディンは、殺されています。

しかし何が変わったというのでしょう。いったい何が?


自分たちが生きている間には地球上に存在する対人・対戦車地雷を完全に撤去することは不可能であるという現実に対して、私たちが発狂せずにいるためには、それが演劇であれ、別な手段であれ、人間と人間が信頼しあい、お互いを大切にするという以外に、方法はありません。

この劇は3年前にドイツ語で翻訳出版され、一昨年ソウルで韓国バージョンが上演されており、また、英訳出版も予定されています。今回は日本での上演の後に、グルジアのフェスティバルとフランクフルトでも上演します。

過酷な現実に対して微かな広がりであるに過ぎないかもしれませんが、この劇を取り巻く輪の動きを、あたたかく見守って頂けると幸いです。

斎藤憐さん、ジョン・ロメリルさん、そして今はなきクォ・パオクンさん、志摩真実さん、その他多くの、この創作のきっかけとなった「ランドマイン・プロジェクト」を立ち上げ、携わってきた、日本、オーストラリア、アジアの仲間たちに、心から感謝いたします。

チラシ画像 東京19_DA-RU-MA-SA-N-GA-KO-RO-N-DA_2011_files/%E3%81%9F%E3%82%99%E3%82%8B%E3%81%BE2011%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%E7%94%BB%E5%83%8F.pdf
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