「「3.11後」を生きる私たちのための戯曲集」———坂手洋二


【 坂手洋二 戯曲集 】刊行スタート!



        ★ 1冊に2作品収録

        ★ 各作品に作家自身による作品解説・創作ノート付き!

  星の息子/推進派

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『星の息子』

  震災被災地から官邸前、そしてオスプレイ配備決定の沖縄へ。

  ネット上に現れた亡き息子の名を騙る人物を探す母の旅。

  米軍基地建設反対闘争の現場で、幻の再会が果たされる。


『推進派』

  米軍普天間基地を「最低でも県外」に移設する政策が出された。

  基地誘致で島興しを考えるサチノ島の「推進派」と「反対派」の対立。そこに島への移住を求める震災被災者たちが現れる。

  定価:2,200円+税。




  バートルビーズ/たった一人の戦争

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『バートルビーズ』(国際メルヴィル学会特別公演作品)

  ハーマン・メルヴィルの作品『バートルビー』の主人公が、現代、東日本大震災で被災した病院にいた!?

  古典作品から抽出された情念が、「3.11後」の生き方に重なる叙事詩。


『たった一人の戦争』

  放射性廃棄物処分のため設置された超深地層研究所。

  見学する人々が惑う、繁栄の背後にある闇の歴史。

  宇宙にしか逃げ場はないのか。

  私たちは「帰り道」を見つけることができるのか。

  定価:2,200円+税。

以下の彩流社ウェブサイトよりご注文いただけます。


神々の国の首都/漱石とヘルン http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2420-4.html

バートルビーズ/たった一人の戦争 http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2342-9.html

星の息子/推進派 http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2343-6.html



  神々の国の首都/漱石とヘルン

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  多神教と異文化混淆を愛する作家、小泉八雲=ラフカディオ・ハーンが見た日本を描く、2作品を収録!


『神々の国の首都』

  出雲・松江に滞在するラフカディオ・ハーンと、彼の家に住み込みで働く女中、セツ。

  二人の関係を中心に、ハーンを取り巻く男女の情念が「亡霊」となって描かれる。

  燐光群10年目の1993年・初演以降、くり返し上演されてきた傑作!

「私たちは生まれながらにして、一個の亡霊(ゴースト)であるにすぎない」


『漱石とヘルン』

  狂気に取り憑かれた夏目漱石と、ラフカディオ・ハーン(ヘルン)が幻想のなかで巡り会う。

  実際には出会うことのなかった二人を描いた、史実と妄想が織り交ざる〈二〇世紀の現代劇〉!

「生きている人間は見つめ続けることができません……死と太陽をです」

  定価:2,300円+税。