Nikorn Sae Tang ニコン・セタン

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劇作家・演出家・俳優。タイの劇団8X8 の創設者、バンコクシアターネットワークの中心人物の一人。2006年バンコク演劇祭の芸術監督。パリやニューヨークで研鑽をつみ、2009年、野田秀樹の『農業少女』を演出、バンコクと東京で上演。

2010年、タイ文化省現代芸術文化事務局より活躍したアーティストに送られるシラバトーン賞を授与される。

2015年8月には戯曲集を刊行。『餓鬼の嬰児』や2013年に自身の演出・出演したモノローグドラマ『不眠症』のような、作者の幼少期や青年時代の体験に基づく作品、第二次世界大戦中の日本兵の彷徨い続ける魂が主人公の『彷徨い─ Where should I lay my soul?』のような生と死がテーマの作品、政治的なテーマの『神の絶望』など全7作品が収められている。

現在、チュラロンコン大学、ブラパー大学、シラパコーン 大学の演劇学科の非常勤講師をしながら、自身の演劇活動を続けている。

Mailes Kanapi マイレス・カナピ

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フィリピン大学で演劇を専攻して以来、フリーランスの俳優として舞台やインディペンデント映画、テレビCMなどで活躍。また日本のアニメの吹き替えなど声優としても活動している。フィリピン芸術高校で演劇の講師を務めた後、現在はフィリピン国立劇場(CCP)附属劇団「タンハラン・フィリピーノ」の俳優部門で指導にもあたっている。

出演作に『リズム・メソッド』『ベニスの商人』『沈黙のさなかで』『異言を語る』、フィリピン国立劇場付属劇団であるタンハラン・フィリピノの作品、ミュージカル『奇跡』、テネシー・ウィリアムズ『地獄のオルフェ』、シェイクスピア『お気に召すまま』、鄭義信『バケレッタ』、シンガポールの劇団ネセサリー・ステージ『Floor』『モバイル』、『Insiang』、『Marisol』、『Slipped Dice』等多数。

日本とのつながりも深く、弘前劇場『インディアン・サマー』に出演。燐光群『フィリピン ベッドタイム ストーリーズ』(3作すべて)『サザン・アイランズ』など。


ニコン・セタン、マイレス・カナピ、それぞれタイ・フィリピンの演劇界の第一線で活躍する2名の講師たちの演劇観、その手法にふれる貴重な機会です。ぜひご参加下さい。タイ編・フィリピン編の連続講座です。


会場○森下スタジオ

日時○12月25(月・ 26(火) 両日13時〜21時半(途中夕食休憩あり)

参加費○7,000円 各講座ともに両日参加が原則です。

お申込・お問合せ○件名を「アジア共同プロジェクトWS」として、umegaokawws@gmail.com にお送り下さい。

主催◯燐光群/(有)グッドフェローズ


アジア共同プロジェクト

<ワークショップ>参加者募集!


2017年12月25(月・26(土)午後1時~午後9時半  会場○森下スタジオ Aスタジオ