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国際交流基金アジアセンターAsia_files/Asia%20WS%20Flyer%20Dec.2016-2.pdf
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燐光群「アジア共同プロジェクト」は、昨年にマイレス・カナピとマージ・ロリコを招いて清水弥生作・坂手洋二演出により『Summer House After Wedding』を森下スタジオで上演。今年はタイ・フィリピンでの継続準備活動を経て、12月にワーク・イン・プログレスとして作家・演出家・俳優たちによる共同作業を実施し、来年にはレジデンスでの稽古と東京・海外での発表を予定しています。

このワークショップでは、2日間で各講師の演劇に対するアプローチの方法を体験します。タイ・フィリピンの演劇界の第一線で活躍する講師たちの演劇観、またその手法にふれる貴重な機会です。ぜひご参加ください。通訳あり。

■タイ講座 「自分自身と、人とのつながり、関係性、信頼、許しについて、演劇を通して着目してみる」
対立・怒り・罪・赦しの「身体」、解放・告白・平和と調和そして愛における「身体」──身体的動作にフォーカスし、さらに、テキストと表現へのつながりを探ります。
講師○ナルモン・タマプルックサー   ニコン・セタン

■フィリピン講座 「ドラマツルギーの探究」
ロールプレイングの手法を用いて、自分たちの生活のなかの文化や、日常のなかで受け持っている役割について、演劇的に探究していきます。  講師○マイレス・カナピ   マージ・ロリコ

【日時・会場】
12/17(土)13:30〜16:30タイ講座/17:30〜20:30フィリピン講座
12/18(日)13:30〜16:30フィリピン講座/17:30〜20:30タイ講座
各講座ともに両日参加が原則です。 会場○芸能花伝舎(新宿)

募集人員○15名程度(予定) 対象○どなたでも 参加費○タイ講座4,000円   フィリピン講座4,000円   両方7,000円

【お申込方法】
件名を「アジア共同プロジェクトWS参加希望」として、 E-Mailアドレス rinkogun@alles.or.jp に<希望講座名・お名前・ふりがな(ローマ字も)・年齢・お電話番号・メールアドレス・演劇経験>についてお送り下さい。折り返しご連絡いたします。

【お問合せ】
件名を「アジア共同プロジェクトWS問合せ」として、rinkogun@alles.or.jp にお送り下さい。

<ナルモン・タマプルックサー> 俳優・ダンサー・プロデューサー・ライター・文化探究者であり社会芸術活動家でもある。演劇や創作活動を社会運動の手段として取り入れることにフォーカスを当て、女性、子どもたち、元売春婦のエンパワメントにも力を入れている。1997年、ジョシュ・フォックスとインターナショナルWOWカンパニーを設立、ダンスと演劇を通して異文化間の交流を行なっている。UCLAにおけるアジア太平洋パフォーマンス交換(APPEX)など多くの国際交流ダンス・演劇プロジェクトにおいて様々な役割で参加。野田秀樹作・演出『赤鬼』(シアタートラム97年初演、99年再演、バンコク98年初演、2003年文化村にて再演)出演。2005年アジア現代演劇コラボレーション『ホテル グランドアジア』出演。『モバイル』(シンガポールのネセサリーステージ製作 2007年シアタートラムにて上演)出演。2014年、劇団印象『匂衣』(鈴木アツト演出)出演。彼女の脚本『He-Me-She-It』は台湾とフィリピンで上演され、『Sound of the Ocean』は台湾でよく知られる高雄市を拠点に活躍する南風劇団にて三度上演された。現在は、パーヤップ大学博士課程で平和構築を研究している。

<ニコン・セタン> 劇作家・演出家、俳優。タイの劇団8×8の創設者、バンコクシアターネットワークの中心人物の一人。2006年バンコク演劇祭の芸術監督。タイのインディペンデント・シアターの草分け的存在であり、タウンハウスに演劇スペースを開設した。2007年に第二次世界大戦中の日本兵の彷徨い続ける魂が主人公の自作『彷徨い─Where should I lay my soul?』で、日本人俳優を演出した。2009年、野田秀樹の『農業少女』を演出しバンコクと東京で上演。2010年、タイ文化省現代芸術文化事務局より、アーティストに送られるシラバトーン賞を授与される。2015年8月には戯曲集を刊行。『餓鬼の嬰児』や2013年に自身の演出・出演したモノローグドラマ『不眠症』、政治的なテーマの『神の絶望』など全7作品が収められている。現在、チュラロンコン大学等の演劇学科の非常勤講師をしながら、自身の演劇活動を続けている。

<マイレス・カナピ> 舞台・テレビ・映画を中心とした俳優。フィリピン大学で演劇を専攻して以来、フリーランスの俳優として舞台やインディペンデント映画、テレビCMなどで活躍。また日本のアニメの吹き替えなど声優としても活動している。フィリピン芸術高校で演劇の講師を務めた後、フィリピン国立劇場(CCP)附属劇団「タンハラン・フィリピーノ」の俳優部門で指導にもあたっていた。シンガポール、マレーシアでフィリピン以外の演出家との共同創作にも参加している。日本とのつながりも深く、弘前劇場『インディアン・サマー』に出演。燐光群『フィリピン ベッドタイム ストーリーズ』(3作すべて)『Summer House After Wedding』(2015)など。
2010年、タンハラン・フィリピーノの『三人姉妹』におけるマーシャ役で、2012年にはミュージカル『Stageshow』において、フィリピンにおける最優秀女優賞を受賞している。映画では、受賞歴のあるイギリスのショーン・エリス監督作品に出演。2015年『Pusong Bato』 でフィリピンインディペンデントフィルムフェスティバルの最優秀女優賞を受賞。

<マージ・ロリコ> 2001〜08年、フィリピン国立文化センターの附属劇団「タンハラン・フィリピーノ」に在籍、出産を機に退団。2011年、トニー・ペレス作「Nobyembre: Noong Akala ko Mahal Kita」のBabae役でGawad Buhay最優秀主演女優賞受賞。娘の世話をしながら、フリーの演劇アーティストとしてワークショップ、テレビ・映画の演技指導、インディペンデント映画への出演など精力的に活動する。演劇集団Kolab Co.の共同設立者として、即興やコラボレーションによる作品創作を行い、観客に考え、感じることを促す上演を試みている。燐光群『フィリピン ベッドタイム ストーリーズ』『Summer House After Wedding』(2015)に出演。

mailto:rinkogun@alles.or.jpmailto:rinkogun@alles.or.jpAsia_files/Asia%20WS%20Flyer%20Dec.2016-2_3.pdfshapeimage_7_link_0shapeimage_7_link_1