アフタートークゲスト
15日(土) 14時の回終演後
常田景子(翻訳家) ロンドン演劇案内
俳優、舞台制作を経て、翻訳家となる。2001年、第8回湯浅芳子賞、翻訳・脚色部門受賞。主な上演作品に『6週間のダンスレッスン』『スリーウインターズ』『ピアフ』『奇跡の人』坂手洋二演出作品に『ララミー・プロジェクト』『ウインズロウ・ボーイ』『パーマネント・ウェイ』『悪魔をやっつけろ〜COVIDモノローグ』などがある。翻訳書に「ヴードゥーの神々」「リディキュラス!」「戯曲の読み方」「現代戯曲の設計」などがある。社団法人トランスレーション・マターズ理事。
16日(日)14時の回終演後
平井玄(文筆家)
1952年新宿二丁目生まれ。都立新宿高校の闘争をへて
1974年早稲田大学文学部抹籍。
家族自営をへて編集フリーター。早稲田大学や東京藝術大学の非常勤講師を務める。映画『山谷 やられたらやりかえせ』の制作に関わり、非正規労働運動にも参加する。
著作に『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』(太田出版)、『千のムジカ』(青土社)、『ぐにゃり東京』(現代書館)など。
最新刊は『鉛の魂』(現代書館)
17日(月・祝)14時の回終演後
奥秋圭(デザイナー/西荻案内所)
演劇のフライヤー・ポスター・パンフレット・会報誌・雑誌等のデザイン業のかたわら、杉並区西荻窪にて「西荻案内所」を開設。「西荻まち歩きマップ」を毎年発行するほか、商店会イベントのお手伝い、書籍「西荻にいたピンクの象」、企画編集「西荻観光手帖」、アートプロジェクト「西荻ドブエンナーレ」、「ニシオギ空想新聞」発行などを手がける。都市計画道路の拡幅計画を契機に、まちの有志と「西荻のこと研究所」を立ち上げ、住民主体のまちづくりをめざす。
18日(火)19時の回終演後
保坂展人(世田谷区長)
1955年’宮城県仙台市生まれ。中学校卒業時の「内申書」をめぐり、16年にわたる内申書裁判の原告となり、その後教育問題を中心に取材するジャーナリストとして活躍。 1996年から2009年まで衆議院議員を3期11年務め、546回の国会質問で「国会の質問王」との異名をとる。 2011年4月より世田谷区長(現在4期目)。世田谷区長としての取り組みをまとめた『〈暮らしやすさ〉の都市戦略』(岩波書店)、『NO!で政治は変えられない』(ロッキング・オン)、『こんな政権なら乗れる』(共著・朝日新聞出版)など、著書多数。
19日(水)19時の回終演後
広田敦郎(戯曲翻訳者)ニューヨーク演劇案内
劇団四季、TPTを経て、フリーランスの戯曲翻訳者。2009年、トム・ストッパード作『コースト・オブ・ユートピア』3部作で第2回小田島雄志翻訳戯曲賞。アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)2013年グランティ。
最近の翻訳上演作品:トム・ストッパード作『レオポルトシュタット』 テネシー・ウィリアムズ作『地獄のオルフェウス』 アーサー・ミラー作『セールスマンの死』『みんな我が子』 アレクシ・ケイ・キャンベル作『The Pride』 ダイアナ・ソン作『STOP KISS』 ダグラス・マックスウェル作『OUR BAD MAGNET』
20日(木)14時の回終演後
丹野郁弓(劇団民藝、翻訳・演出家)
1982年劇団民藝演出部に入団。初演出は95年『青春の甘き小鳥』。97年に第4回湯浅芳子賞、2004年に第7回千田是也賞を受賞。最近作に『グレイクリスマス』『正造の石』(演出)『闇にさらわれて』(訳・演出)『泰山木の木の下で』(演出)『ワーニャ、ソーニャ、マーシャ、と、スパイク』(訳・演出)『ある八重子物語』『どん底—1947・東京—』『レストラン「ドイツ亭」』『忘れてもろうてよかとです —佐世保・Aサインバーの夜—』(演出)『モデレート・ソプラノ』(訳、演出)がある。今年12月には木下順二作『巨匠』の演出が控えている
25日(火)14時の回終演後
巽孝之(慶應義塾大学名誉教授、慶應義塾ニューヨーク学院第10代学院長)
1955年東京生まれ。
アメリカ文学・批評理論専攻。日本アメリカ文学会第16代会長、日本学術会議連携会員。主な著書に『サイバーパンク・アメリカ』(1988年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『ニュー・アメリカニズム――米文学思想史の物語学』(1995年度福沢賞)、『リンカーンの世紀』、編訳にラリイ・マキャフリイ『アヴァン・ポップ』ほか多数。
小谷真理(SF&ファンタジー評論家)
国内外でフェミニズム批評活動する著述家。著書『女性状無意識』(勁草書房)で日本SF大賞受賞。共訳書ダナ・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(水声社)で日本翻訳大賞思想部門受賞。日本経済新聞木曜夕刊「今週のおすすめ」のSF&ファンタジー欄を月一回でかれこれ33年ほど担当。他の著作に『テクノゴシック』(ホーム社)、訳書にジョアナ・ラス『テクスチュアル・ハラスメント』(インスクリプト)など。近刊は、『性差事変――平成のポップカルチャーとフェミニズム批評』(青土社)。ジェンダーSF研究会会員。富士見高原の魔法図書館長。
Webページ http://inherzone.org
Twitterは、https://twitter.com/KotaniMari
27日(木)19時の回終演後
水野玲子(文学座、演出家)
1991年生まれ。幼少期を青森県六戸町で過ごし、現在神奈川県横浜市在住。日本女子大学教育学科卒業。2015年に文学座附属演劇研究所入所。2020年座員に昇格し、演出部に所属。演劇ユニット犬猫会の共同代表も務める。
主な演出作品に文学座オフアトリエ公演『SEVEN・セブン』、犬猫会第6回公演『The Reed』。2022年燐光群『Speak low, No tail (tale).』にて演出助手。その他、演出助手やWS講師補佐などを通して鋭意学びを深めている。
29日(土)19時の回終演後
石坂啓(漫画家)
名古屋市出身。78年上京、手塚治虫に師事、アシスタントを経て翌年独立。作品に「キスより簡単」「アイムホーム」「セカンドベスト」「ハルコロ」など。エッセイ集に「赤ちゃんが来た」「お金の思い出」など。